やつらがやってきた

諸君、私は５ミリメートル以下の虫が嫌いである。
怖気だつ・・。

何故か・・？それは私が人類を害そうとする宇宙人ならば
まず５ミリ以下の虫を使う所から始めるからである。

人が一番無防備になるのは睡眠をとっているときだ。
睡眠をとらない人間等居ないのだ。
（えっ・・睡眠を取らない人が居る・・・？それは人の形をした草食動物だよ！）
ここをつかない訳なぞどこにもない。チャンスだ！

ちなみに５ミリ以下といってもある程度大きさと重さがなければ
自由に行動出来ないので肉眼で確認できる大きさだと思う。
口、鼻などからヤツらは侵入し、内部から人間を壊す。（ウイルス、毒素etc..）
コレによって人間は体調不良をおこすが、それが敵からの攻撃だとは
誰も気がつかない。そうやってじわじわと攻略して行く・・・・



・・・・という冗談はおいておいて、
春が来ようというのだ・・・・。あの私が四季で一番憎んでいる春が・・・！
５ミリ以下の虫がうじゃうじゃとする季節がやってきた。

そう、私の部屋ももちろん例外ではない・・・。
やつらが暴走族なんか可愛く思える程暴れ回っている・・・。
由々しき事態だ・・・・。

数匹は殺せるのだ・・・だが、ヤツらは素早い・・・・・。
必ず数匹取り逃す。就寝前には全滅させたいところなのに・・・。
私はよりいっそう神経質に行動していた。神経質になりすぎて
遂には黒い小さな物が全て虫に見えるようになってしまった。

つかれたのでつづく。